恐怖!買った憶えのないゼクシィがテーブルに
結婚になかなか踏み切らない男へのプレッシャーとしてよく聞く話だけど、本当にこんなことあるんだろうか。
結婚プレッシャーとしてのゼクシィは逆効果にしかならないと思う。
人間心理として、押し付けられるものからは距離をとりたくなる(あるいは反発したくなる)ものだし、
人生の大事な決断を、相手に急かされてしてしまった、という形も嫌であり、
その結果、彼が「自分で決断をした」と思える時期まで結婚話は塩漬けにされることになる。
それによってますます結婚が遠のいてしまい、なんだったら3回目のゼクシィでは別れを切り出されてもおかしくない。
男に結婚を意識させたければ、いちばんにIKEAデートをおすすめする。なぜならば。
1.押し付けられるのではなく、自発的に結婚生活を意識できる。
IKEAに行くとたくさんの家具が展示されている。しかし、それらはただ展示されているわけではなく、
さまざまなコンセプトのモデルルームの一部として展示されており、
どれもオシャレな部屋として完成された見せ方となっている。
それゆえ、こんな部屋に住みたいなという、新しい生活をポジティブにイメージしやすい。
家具のラインナップも、シングルよりもカップルや、子供もいるファミリー層向けのものが多く、自然と「隣りにいる恋人との新しい生活」をイメージすることになる。
2.客層のカップル比率が高く「みんなそうしてる」という空気がある
友達や同級生の結婚話が増えるにつれて、そろそろ自分も…という話はよくある。周囲がそうしているから自分も、という心理は、それが無意識的なものだとしても、
かなり強い力を持っている。
IKEAのカップルやファミリーな客層、雰囲気は、結婚の決断へむけて彼の背中をぐっと押してくれる。
3.結婚プレッシャーですよの露骨さがない
普段のデートの一環で自然に行ける。オシャレな、センスのいい、かわいい家具や雑貨のウィンドウショッピングのノリで行ける気軽さがある。
気軽に行けるのに効果大であり、ローリスクハイリターンなデートコースといえる。
店内にレストランもあり、一日を過ごすにも充分な店舗規模と品揃えだ。
とても家に置けないような大きな家具だって、見てるぶんにはなかなか楽しい。
これより効果的で、自然で、心理的反発のない結婚プレッシャーのかけ方は、ちょっと思いつかない。
ゼクシィは結婚の意識が醸成された後に、あくまでもキッカケとして
無理に結婚を迫って彼の心が離れていくよりも、自発的に彼の心が結婚に向くように仕向けるのが、急がば回れ的な近道であり、
お互いに「この人と結婚するんだな」って気持ちが湧いてきたタイミングでゼクシィでも買ってくれば、 彼も結婚を決断するか、または今すぐとはいかなくても、前向きで具体的な話ができると思う。
じゃあそのためにどうしたらいいかっていう手段が、ネット上にあまり刺さるものがなかったので今回この文章を書いたのであり、
IKEAからお金は1円も貰っていない。(この記事の要点)
今ほしいやつ